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1.スカル(ドクロ)の再現 [R309スカル物語]


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1987年のある日、Kは電車の眠りの中で大きなスカル(ドクロ)の中にいる夢を見ました。
家に帰ってからも、その夢は消えることなくイメージは膨らんでいきました。
そして、彼はその夢を実現したく、シナリオ、スケッチを描き巨大なドクロを作ることにしました。

シナリオ
地質学者達のグループ『世界地質学術調査隊」は1994年アフリカ東南部の地質調査に出かけ
興味ある化石を発見しました。
五センチ大の化石(マル1)には巨大な人間の頭蓋骨らしきものが描き刻まれ、
その内には奇妙な図が表示されていたのです。
調査隊の一員のローゼン博士は、その化石の解明、研究を依頼され1998年に四年間の成果を発表したのでした。
これはその研究成果のレポート資料に基づいてモデル制作したものです。
約六千年も前に人間が霊の世界を信じ、霊声にて交信しようとしたことは現在においては想像を絶するものがあります。
原始シャーマンの中で彼等は何を交信したのでしょうか。
いったい巨大なドクロ(マル2)は何だったのでしょうか。
一片の化石から幻想への世界は広がっていくのです。

このようにしてこの年の夏に、夢見たドクロの制作に取りかかりました。
上の図はシナリオに基づいて描いたもので、このものがR309スカルの原型となったものです。

マル3-シャーマンヘッド、マル4-ビッグボーン、マル5-ボーンベンチ
マル6-グレー部分は入口、寸法はmm
(当時の図面より)

【つづく】





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