4.シャーマンヘッド [R309スカル物語]
発見した化石には下顎骨内部に小さなスカル(ドクロ)が四角い形の上に描かれていました。
ローゼン博士の復元写真では四角い台座の上に輝くスカルが作られ置かれていました。
そしてレポートには、
交信の最終的な結果、返答が幼児のようなスカルに現れたのではないか、と記されていました。
人が交信する道具としてビッグボーンを作りました。
そして、小さなスカルから最終的な応答がどのようなものであったのか、
スカルの暗闇の内空間において輝くことは
何かインパクトのある動きであったのでは、とイメージしたのです。
口を開けたのか、目が光ったのか、などいろいろと思考する中、
もっと瞬間的、驚くものがあったのではないかという考えにいたり、
その小さなスカルを飛び上がらせることにしたのです。
何枚かスケッチを描き、やっと10センチほど
飛び上がる機構をつくり、それに合わせスカルを制作しました。
Kはこのスカルをシャーマンヘッドと名付けました。
《つづく》