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スカルのお守袋 [店雑記・Kのメモ]


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スカルのお守袋
黒い小さな巾着袋に小さな黒いスカルを納めました。
守り袋を辞書で引くと、守り札を入れて身につけておく袋、と記され、
守り札は神仏の霊がこもり、人を加護する札とされますが、
神仏の霊ではなく、宇宙の光をこめています。

巾着袋の織目から入りこむ小さな光にスカルはつつまれています。

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上から(図1)(写1)(図2)

藤原京・南大門脇の地中から地鎮祭具のひとつではないか、と
されるものが発掘されています。

地鎮祭は土木、建物などの工事をする際、その工事の無事を願って祈願する祭儀で
現在も行われています。

平瓶(ひらか)という器の中に水晶が九つ、口部分に九枚の冨本銭が栓をするか、のように
詰められていました。
冨本銭は方形の穴があいており、栓ではないことは解ります。
私はこの中に、光または水を導いたのではないか、とイメージしています。

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(図3)

この発掘発見場所(位置)が謎となっているのですが、
よく調べると、南大門から続く回廊の通り芯から約1.8m、
南大門の掘り込み地業の西辺から約2.9m、という場所に位置します。

この寸法比は黄金比に値する位置なのです。

(図1・2・3)『2008紀要』「大極殿院南門の調査」奈良文化財研究所2008より加筆
(写1)『奈文研ニュース』No28 奈良文化財研究所2008より加筆

冨本銭-日本最古の鋳造貨幣

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