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Kのメモ Feb 20,2011 [店雑記・Kのメモ]


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骨屋の骨話-1

骨折し入院していた時、
「なんて骨のことを知らないんだろう」と思いました。
「骨屋をしていて、骨のことを知らないことはインチキ?」とも思いました。
美術解剖の本は仕事がら見ており、病院にも二冊持ちこみ見ていましたが、
骨の構造は理解出来ても、基礎的な概要は無知状態。
「そんなことで、骨屋をするなんて?」。
退院するや、ネットで探し一冊の本(参1)を手にしました

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約35億年前、生命の誕生は海の単細胞から。
単細胞は海水から多くのカルシウムを汲入れ、汲出すことにより
低濃度の安定したカルシウムを得て生命活動の情報伝達を行います。

やがて多細胞生物があらわれますがからだの機構が複雑になり、
必要なときに海から調達するだけでは間に合わなくなりました。
 
現れたのがカルシウムをストックする生物です。
そして約六億年前、骨がカルシウムのストック庫として本格機能する脊椎動物が誕生します。

骨はカルシウムの吸収、排出のストック庫。
人体には大小200個あまり(人により数個のちがいがあるようです)の
骨というカルシウムストック庫があるのです。

(参1)『自分の骨のこと知っていますか』 桜木晃彦 講談社 2001 引用

タグ:骨話
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