So-net無料ブログ作成

Kのメモ May 16,2011 [店雑記・Kのメモ]

phot 085.jpg
額田王-線上のゲシュタルト14

補点-3     熟田津はどこ?


熟田津に 船乗りせむと 月待てば 
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな(1-8)
(大意)
熟田津で船に乗って出発しようと月を待っていると、
月も出、潮もちょうどよいぐあいになった。
さあ漕ぎ出よう。
 
円弧と直線を感じる歌です。
パウル・クレーの「船乗り」の絵をイメージしてしまいます。

「月が出てないよ」と
夏恵子が
いいますが。

「ココロ明かりの中で描かれているんだよ」というと

「ココロ明りって、月?」ときくので

「そうかもしれない。海の光かも」とこたえます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

660年、斉明天皇は朝鮮半島の情勢急変により、百済救援の軍を起こし遠征します。

難波宮にて準備し、難波津より出航、途中伊予国の熟田津(松山)に入り、石湯行宮に行幸、
日を経て、
熟田津より筑紫へと出航します。

その時に詠われた歌です。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この歌で熟田津の港がどこなのか?と多くの論考がなされてきました。

K線上に石湯行宮の比定地、久米官営遺跡跡が見えることは以前に記しました(図1)。

また、(1)線の基点を示すO点(酒船石遺跡)と難波津の港、
(2)筑紫、娜大津の港と行宮地、朝倉橘広庭宮の距離、方位が重なることも記しました。

(1)(2)二箇所において類似するものを示すことは熟田津でもあるのでは、
イメージし描いてみる(赤点線)と、

phot 084.jpg
(図1)

phot 083.jpg
(図2)

なんと、
(1)(2)と同方位に熟田津が位置することがわかりました(図1)(図2)。

多くの論考が整理されれば、すっきりするかもしれません。

夏恵子も「すっきりするといいね」と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(補点)勝手につくった語、不足部分を調べるのような感じです。
(1-8)(大意)『万葉集』 日本古典文学大系 岩波書店 1956 より
(図1)(図2)『国土電子ポータル』に加筆



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0