Kのメモ MAR 4,2012

木葉の布団

ぽかぽかって暖かかったのでアプローチサイドの掃除をします。

両サイドに腐葉土を置いてやります。

夏恵子が

「少しおそいんじゃない」といいます。

「そうね。遅そう、でも何もしないよりましじゃない」というと

「そうだよね」と。

バラはたくさんの新芽を出しています。

重なりあった葉には青虫が眠っています。

「夏恵ちゃん、起こしてやろうか」といって

重なった葉を少しだけ開くと、

びっくりしたかのように青虫が顔をだします。

「ごめん、ごめん」といって、そっと閉じます。

イヌノフグリが咲き、ウグイスが鳴き、、

雉が鳴き、

かすかな新緑の香りが体を動かしてくれます。

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