Kのメモ OCT 18,2012 [店雑記・Kのメモ]
九月の素描-4つづき
スカルのチェス
九月に描いたチェスボードの素描を元に、
拡張したイメージを描きます。
ボードの底にふたつの駒の収納ケースを埋込み。
盤面を25mmマスで区切ります。
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駒です。
ルーク以外は骨々。
ポーン(pawn)の頂部も骨のかたち(bone)。
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ものと人間の文化史『チェス(注!)』に、チェスの起源や各国のめずらしい
チェスが掲載され、いろんな形の駒が楽しく見ることができます。
日本にチェスが伝わったのははっきり解らないようですが、
1600年当時のものとして
長崎、旧高島家の邸跡よりひとつの木製駒が出土したことが記されています。(図1)
四方立面図(図1)
そして、
この駒の詳細な調査から漆が付着していることが判明。
日本でつくられた可能性があることも指摘されています。(注1)
さてみつかった駒は
キング、クイーン、ビショップ、それともポーン?
今だ謎のようです。
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(注1)『チェス』増川宏一 著 ものと人間の文化史110 法政大学出版局 2003
(図1)『チェス』増川宏一 著
日本最古のチェスの駒(長崎市万才町出土 1600年)より加筆
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