Kのメモ NOV 25,2012 [店雑記・Kのメモ]
宝物さがし
昼食後、
ベルトの短さが気になり、
かえこと奥の細道に向かって探索をすることにしました。
「かえちゃん、行こうか」とカメラをもって、
古道から右回りに探索をはじめます。
かえこが
「おばさん、宝物がみつかるといいね」といってくれます。
「そんなものはない、ない」とつぶやきながら、
重たい足で歩きます。
これは以前からあった土止めの丸太に生えているキノコ、
そうとう老いてきている。パチッ。
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アカマンマはたくさん咲いています。冴える赤い色をみつけパチッ。
かえこがカメラを構えるたび、
「おばさん、宝物」と、私のなかから飛び出しそうな声できくので、
「今日の日の宝物かもネ」とこたえ、
「次、さがそう」と歩きつづけます。
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やっと、奥の細道入口。
鳥のささやく声にさそわれ、入っていきます。
奥に進んで行くと冷気が一段々増すのがわかります。
「上着をはおってきたらよかった」と思いつつ、
道脇の植生を追っていくと、
以前から咲いていたアザミが咲き続けています。
よく頑張って咲いているからパチッ。
かえこがまた「おばさん、宝物」ときくので、
「敢闘賞」というと、
「それ、なに」と。
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終点の紫陽花に着きました。
じっとみつめていると青い葉っぱのなかに
ムラサキに輝く葉っぱをみつけました。
「かえちゃん、宝物あった」というと、
「ほんと、どこどこ」と。
「ここ」といって指差すと、
「おばさん、葉っぱじゃない」と。
「黄金色に光ってるじゃない」とパチッ。
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せせらぎと風と鳥のなかで。
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