Kのメモ APR 16,2013 [店雑記・Kのメモ]
オオバタネツケバナとショウジョウバカマ
シュウジョウバカマをもう一度撮り直したい、と思っていたら
Fさんが「他にもあるから,車で行かない」と誘ってくれます。
かえこが
「車だったら楽ちんだよ」と、
「そうね。ハァハァいわなくてすむかも」と行くことに。
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車でといっても、一分ほど。
先に先日見逃したオオバタネツケバナをパチ。
撮りそこねたショウジョウバカマに再度チャレンジ。
そうしていると上方で
「ここにすこしちがったものがあるよ」とFさん。
シロバナショウジョウバカマ
ツクシショウジョウバカマ
8mほどのところに点在し咲いていました。
先日来ていたところなのに、つくづく眼が見えてないことを再認識します。
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ショウジョウは中国の古書『山海経』に、
「(犭に生)々」と記された怪奇な獣。
「南山経」の項に、
その状はサルのようで、白い耳で、伏せて歩き、人のように走る。と。
「海内南経」の項に
人の名を知る。この獣は豕(イノコ=イノシシ)のようで人面。
「海内経」の項に
人面と記されています。
挿絵をみると「ひとじゃん」と思うと同時に
昔、水越峠で出会った猿の親子とも重なりました。
(図1)
一説にこの空想的な獣(下向きの赤面赤毛の顔)に、ロゼット状に広がる葉を袴(ハカマ)に
たとえたともいわれています。
オランウータンを和名で猩々(ショウジョウ)と記します。
(図3)
どこか『山海経』の獣と似ていて楽しいです。
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(図1)『山海経』高馬三良 訳 平凡社 1998より加筆
中国古代の地理書、著者は不明、紀元前5〜3世紀に成立。
その後、紀元後3世紀にわたり加筆される。
(図2)(図3)『世界大百科事典』平凡社 1979より加筆
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