SSブログ

Kのメモ APR 16,2013 [店雑記・Kのメモ]


オオバタネツケバナとショウジョウバカマ

シュウジョウバカマをもう一度撮り直したい、と思っていたら

Fさんが「他にもあるから,車で行かない」と誘ってくれます。

かえこが
「車だったら楽ちんだよ」と、

「そうね。ハァハァいわなくてすむかも」と行くことに。

.....................................................


車でといっても、一分ほど。


先に先日見逃したオオバタネツケバナをパチ。

Mootanetukebana0415.JPG



撮りそこねたショウジョウバカマに再度チャレンジ。


Msyojyobakama0415-3.JPG


そうしていると上方で
「ここにすこしちがったものがあるよ」とFさん。

Msyojyobakama0415.JPG
シロバナショウジョウバカマ



Msyojyobakama0415-2.JPG
ツクシショウジョウバカマ

8mほどのところに点在し咲いていました。

先日来ていたところなのに、つくづく眼が見えてないことを再認識します。



...............................................

ショウジョウは中国の古書『山海経』に、
「(犭に生)々」と記された怪奇な獣。
「南山経」の項に、
その状はサルのようで、白い耳で、伏せて歩き、人のように走る。と。

「海内南経」の項に
人の名を知る。この獣は豕(イノコ=イノシシ)のようで人面。

「海内経」の項に
人面と記されています。


挿絵をみると「ひとじゃん」と思うと同時に

昔、水越峠で出会った猿の親子とも重なりました。


syojyo0415.JPG
(図1)

syojyohakama3.JPG 
(図2)

一説にこの空想的な獣(下向きの赤面赤毛の顔)に、ロゼット状に広がる葉を袴(ハカマ)に
たとえたともいわれています。

オランウータンを和名で猩々(ショウジョウ)と記します。

saru0416.JPG
(図3)

どこか『山海経』の獣と似ていて楽しいです。


...................................................................



(図1)『山海経』高馬三良 訳 平凡社 1998より加筆
中国古代の地理書、著者は不明、紀元前5〜3世紀に成立。
その後、紀元後3世紀にわたり加筆される。

(図2)(図3)『世界大百科事典』平凡社 1979より加筆














コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

Kのメモ APR 15,2013Kのメモ APR 17,2013 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。