Kのメモ JUL 18,2013

カブトムシとキチョウ

「どっちなの」

「お店にいって、蜜あげようか」と、

指でそっとつかみ、三階のテーブルの上に。

かえこ「おばさん、砂糖水じゃないの」と。

「いいの」

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「今日は夏恵子の好きな真珠とり聴かせてあげる」といって、

レコードをかけます。

「いいでしょ」といっても蜜の方がいいのか、返事はなし。

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少し時間をおいて、

「じゃ、また来てね。元気でね」と

バラの鉢にかえして見送ります。

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夕刻。

キチョウがやってきます。

何度も何度も私のまわりをとびまわるので、

「撮らせて」といってパチッ。

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今日から仕事。

ゴーグルと老眼鏡をかけて。

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