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Kのメモ SEP 20,2013 [店雑記・Kのメモ]


あそびながら

掃除や片付け整理をはじめたら、止まらなくなった。
「頑張ってやりとげるのよ」と。

でも、どこまでやっても終わらない。

深層に踏み込めば、きりがないけれど、、

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かえこが「適当、ほどほどでいいんじゃない」と。

そうかもしれない。五年に一度ほどの大掃除だけど、、

休憩も増してくると子供の頃のイメージが膨らんできて、
つい中断し遊びに夢中になる。

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小さい頃、
祖父によく連れられ遠縁の映画館に行った。(タダで見れたので)

洋画館だったのでみる映画はすべて驚きの世界、

MGMのトレードマークのライオンが吠えると映画ははじまった。

ターザンのカッコよさに、そして美しい女優さんのしぐさに。

おませになったのもそのせいかもしれない。

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実家にあった『裸足のボレロ』のSPを手に入れ記憶を戻すなか、

『素足の伯爵婦人』ってどんな映画なのかしら、と見たくなり、


マイシアターも整備することに。

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ava gardner0918.jpg
(注1)

伯爵婦人を演じたエヴァ・ガードナーの古本を購入。

美しすぎた女の章が描かれている。


『素足の伯爵婦人』は1954年に公開。
淀川長治さんの解説で知られるTVの土曜洋画劇場初回にも放映されたらしい。

テーマ曲の『裸足のボレロ』は日本公開の翌年、リコード売り上げで
10位内にランクされたよう。



Mtheater0919.jpg


MGMのマークを真似て、マイ シアターをSUKAKO THEATERに。


白いスクリーンをきれいに拭いて、バックの暗幕をきれいに張って。

CDをながしながら左右のスピーカのテスト。

三階から長男がかけ降りてきて、
「ボリューム下げたら。ガンガン響いている」と。

「ごめん、ごめん」と言いながら、テスト中なんだから、、

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ビーーーとベルがなり、スーと灯りが落ちて、、



映画館の開幕のシーンを再現できないかしら、と頭を迷わす。

ブザーは自転車のブザーがいいかも、灯りの調光は、、

一階で使っているヒーター用のスライダックス(連続可変のトランス)を使えばいい。

でも自転車のブザーはないので、デジタルボイスからブザー音を携帯のボイスレコーダーに。

これですべて手元で操作できる。

「かえちゃん、いっしょに見ようね。映画館みたいになったから」

かえこ「おばさん、いつになったら『ど根性カエル』見れるの」
約束をわすれていないかえこの鋭い問い。

「Fさんに頼んでレンタルしてもらうから」

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映画館の古びたガラス戸の掲示板を覗くのも楽しかった。

ピン貼りされたワンショットが並んでいたことを思い出しながら掲示板を。


Mkeijiban0919.jpg
(図1)

かえこ「近々上映、『ど根性カエル』じゃないじゃん」

「次々上映よ」

かえこ「ほんとだよ」

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(注1)『エヴァ・ガードナー』J・E・ウェイン 矢沢聖子 訳   講談社 1993
『週刊 20世紀シネマ館 1954』No.21  講談社 2004より切り貼り


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