Kのメモ JAN 11,2014 [店雑記・Kのメモ]
眠り-冬の旅
床につき、古い地図帳をながめる。
天上からの眺めはさておいて。
法隆寺に行きたくなって来た。
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Fさんに「法隆寺に行きたいのだけど、行かない?」と誘うが乗り気でない。
「ご勝手に。こんな寒い時に行かなくても」と素っ気ない。
『暗夜行路』で謙作が法隆寺を訪れたのはいつ頃だったっけ、と。
1916年の1月、
帰ると娘が生まれていて法隆寺にちなんで隆子と名付けている。
かえこが行ったのは2005年11月5日の夜。もう8年以上すぎた。
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(図-1)
車で行くと楽チンだけど運転してもらう人に気を使うAコース。
バスや電車を乗り継ぎ行くBコース。
近鉄長野線富田林駅(1)から道明寺駅(2)で道明寺線に乗り換える。
この路線は一度乗った記憶があるけれど薄い。
大和川の鉄橋を渡る。
終点JR柏原駅(3)で関西本線に乗り換える。
そして法隆寺(4)へ。
電車の乗車時間は約30分、乗り継ぎ、待ち時間を合わせると、
一時間半ぐらい?
防寒着と帽子と、、手袋とマフラーと、、カメラと地図と、、
こんなときIphoneかIpadでネットサーフィンできれば、、
と思うけれど、なーい。
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F線(赤線)も大和川を渡る。
おもしろいのは、曽我川と飛鳥川が大和川に合流する間を分断するかのように過ること。
(図-1)の赤点線丸部分
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こんな小さな旅も楽しいかもしれない、、と思いつつ睡魔がおそう。
「かえちゃんも久しぶりでしょ。連れて行ってあげるから」と。
かえこ、返事なし。もう眠っている。
冷たくなった手に息をかけ、薄い布団と毛布をかぶる。
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大和川の鉄橋『校区と周辺のご案内』藤井寺市立道明寺東小学校HPより
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