Kのメモ JUN 22,2014 [店雑記・Kのメモ]
お・へ・そ
一昨日もFさんの運転で大和五條の実家に草刈りに行きました。
途中、京奈和道の五條ICのところで五條市のサイン塔をみつけます。
よくみると「じぇじぇじぇ」
「紀伊半島のお・へ・そ」と記され、市のキャラクターの「ゴーくん」が
上着を上げお腹を見せ、おへそをみせているようなスタイル。
「なんと恥ずかしいアイキャッチサイン」
「なにも思いつかないから、ついにおへそまで見せるようになったの?」と思いながら、
その一面につづくサイン面をみると、
「あつまる 五條」「ひろがる 五條」のキャッチコピーが、
紀伊半島の「へそポイント」を示し描かれていました。
「やっぱり」
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「綣(へそ)」には地名的要素の「クルモト」「交通の基点」的なところの意味合いがあり、
大和五條も交通の要所であり、
「あつまり」「ひろがり」をみせましたが、
それは昔の話。
時代はかわり、奈良県の南和地区は発展から取り残され、
大和五條は今はただの盆地に過ぎません。
フェンスに取り囲まれたサイン塔は
まさに「体の臍(へそ)」そのものを表現しているのかもしれません。
「くるもと」を取り戻すには、
そこに栄える要素がなくてはなりえません。
吉野、十津川への玄関口として
広い視点で見つめなければならないのですが、
どうもそのような発想やエネルギーを感じません。
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「体のお臍(へそ)」を見せびらかすようになってはいけないのです。
とても恥ずかしいサイン塔だと思いながら、
「かえちゃん、どう思う?」と尋ねると、
「おへそないからわかんない?」と。
タグ:大和五條
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