Kのメモ AUG 27,2014

(写-1)

風土

広島で豪雨による大きな土砂災害が発生した。

以前(1999年)にも大きな土砂災害が発生し、

多くの方が犠牲となっていた。

土木学会はそのときの検証から「まさ土」の危険性を指摘し、

警告をしていたという。

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それ以前に、広島の地が「まさ土」を含むデルタ地帯で、

豪雨の時の危険性を指摘している記事がないか調べてみたら、あった。

1982年に発行された『広島県の地名』の「地勢と風土」に

「、、花崗岩の分布するこの地域では

深層風化を受けていわゆる真砂土のところが多く、

豪雨で崩壊をおこしやすい。、、」と記されている。

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30年以上が過ぎ、

さらに風化が進んでおり、

「まさ土」の30度近い傾斜地に開発を許可し、造成するなど

人災としか思われないけれど、、

安住するところではない。

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(写-1)『広島県の地名』日本歴史地名大系35　平凡社　1982より加筆

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