Kのメモ OCT 6,2014

薔薇と蛙2014-23

外階段に上って来て居着くアマガエルを「かえこ」と名付け、

暮らすようになった。

「かえこ」がいなくなリ、わたしのこころのなかで暮らすようになった。

それからもう十年ちかくが過ぎようとしている。

今居るカエコココココ(今年生まれた一年生。長いのでコココココと呼んでいる)たちは

「かえこ」が高祖父母以上になるのかもしれない。

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昨日のこと。

制作で二階、一階を行き来していてバラ鉢を覗くたび、

コココココにウインクして交信を行った。

(交信-なにかの手段で通信をとりかわすこと)

なんと、三度も返してくれた。

アマガエルとは指タッチとウインクの二つの方法で

友情をかわしているつもり？

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Fさんが一階に来て、いっしょに階段を上がるとき、

この話をした。

二階の踊場でFさんが「じゃ、ウインクして見て」というので、

わたしはコココココに向かってウインクをして見せた。

なんと、コココココは返してくれた。

感謝感激、感激。

Fさんもそれを見ていて大変驚いていた。

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単純な動作だけど、相手に向かって行っていると、

その動作に反応を示してくれるようになる。

天敵でない、身近にいる変な大きな動物がわたしなのかもしれない。

「かえちゃんどう思う？」

かえこ「もっと解ってるんじゃない」

「そうかもしれない」

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ウインクしてくれるコココココ

一階手摺で居眠りしているコココココ

秋の日差しのなかで、、

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