Kのメモ DEC 28,2014 [店雑記・Kのメモ]
鐘
大晦日は五條で過ごしたいと制作の工程表を見つめる日々。
目的はコンクリート造の鐘楼は好きでないけれど、栄山寺の除夜の鐘をききたいから、、、
実家の片付けを行っていたとき、
梵鐘に記された銘文の拓本(複製?)を見つけます。
銘文は池の間四面に八行八字詰め、一面二文字アキの
合計二百五十四字の精巧な蝋切り抜き文字型陽鋳名で制作されている。
銘文には、
藤原武智麻呂五世の孫道明と叔父橘澄清が道澄寺(京都・山城)を建立したこと、
道明の寄進にり延喜17年(917)に作られたことが記され、
一面には須弥山界が記されています。
元々道澄寺にあったものが、後に藤原南家の菩提寺、栄山寺に移されたよう。
その経緯は不明。
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五條荒坂窯でつくられたとする飛鳥川原寺の軒丸瓦文様といい、
この銘文といい、とても美しいものが大和五條にはあります。
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かえこ「本当に帰れるの?」
「予定では。かえちゃんもきくことができるかも、、」
タグ:栄山寺
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