Kのメモ JUN 23,2015

2015夏のひかり-10

少し冷たい風をかんじながら、田園の道を上っていきます。

田圃の法面に目を配りながら、早苗の水面を覗きながら、

風に揺らぐ花をパチッ、パチッ、とおさめながら、、。

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やっと奥の細道入口近くに来ると、

昨年見逃したネムノキの花が咲いていました。

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ウグイスの鳴き声を耳にしながら湿っぽい小径を進むと、

奥に点在する白い塊を見つけます。

「咲いている」

塊は徐々に大きくなり「今年は大きい」と、気持が高まります。

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小高い山裾の一本のアジサイ。

アジサイが好きだった母を思い出しながら、

「今年も美しく咲いたね」と花の塊にそっと触れます。

ひとつずつカメラにおさめていると、花に寄添うカタツムリを見つけます。

「やはり、アジサイのお供は貴女かも」と、ツーショットでシャッターを押します。

鳥の鳴声と水の流れのなかで。

タグ：2015夏のひかり アジサイ ネムノキ