Kのメモ JUN 25,2015 [店雑記・Kのメモ]
2015夏のひかり-11
粒の塊のようなヒメコウゾの実をじっとみつめていると、
バーミリオンの世界がみえてきます。
核のような、熟する世界の一粒かもしれません。
透過された粒のなかにまるい影をみつけます。
スカルポットのコンクリートブロックの座に、
実が落ち、光っていました。
一瞬の輝きかもしれませんが、ちいさな朱の星を
感じさせてくれます。
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外階段から蝶が舞うのを見ていると、
誘われ、階段を下りていきます。
「みて、みて」といってるような舞いに、
つい「とまって、とまって」といってしまいます。
止まったと近づくと再び舞い上がります。
「ちっとだけに決まってるじゃない」といってるのが
聞き取れないのかもしれません。
かえこが「あーあ」と。
やっとパチッとおさめたモンキチョウ。
かわいい衣裳をまとっていました。
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