Kのメモ JUL 16,2015 [店雑記・Kのメモ]
2015夏のひかり-17
15日、早朝から田園を散歩しました。
階段を下り、ヒメコウゾを覗くと一年生のシュレーゲルアオガエルが
葉の上に。「おはよう」1
アカネトンボの飛び交うなか、一脚を杖代わりに山手に上がって行きます。
強い光を受けてコンクリート道に私の青い影をコラージュ、、。2
ナツアカネが止まっていたのでカメラを差し出すとスーと。
かえこが「ハズレー」と。3
「にくいことを、、」と思いますが、
少し歩くと今度はハラビロトンボに出会います。
カメラを近づけても、、、逃げない。パチッ、パチッ。4
「当たりー」とカエコに返します。
撮り終え、先をみると、ハラビロトンボのメスがいました。
きっと彼女、、とパチッ。5
離れないで、とコラージュ。6
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今年は外階段から金剛(こごせ)ユリが咲いているのが見えません。
少し気になっていたので、例年咲くところをのぞきに。
近くまで来ると微かなユリの香りが風に乗って漂ってきます。
咲いてるはず、と気持の高ぶりを鎮めます。
山裾の薮なかに白い輝きをみつけますがカメラの届くところではありません。
他にも咲いてないか、香りを求めて少し進むと目の前に、、
「あったー」と、かえこと同時に声が出ます。
見事な大輪。22、3㎝はあるみたい。蕾も20㎝ぐらい、、。7・8・9
「このユリを見てこそ、山里の夏よ」と感じながら、体いっぱいに香りを吸い込みます。
「かえちゃんも吸ったら」というと、
鼻をピクピクさせながら、「いっぱい吸ってるよ」と。
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「今度、Fさんといっしょに山裾奥に入らせてもらうかな、、」などと思いながら、
帰り道を歩いていると、コミスジが道先に止まってくれます。
一脚を伸ばし構えるとスーと先に移動します。
その繰り返しのなか、遠目からやっとパチッ。10
かえこが「はずれでなくてよかったね。でも五等だね」と。
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肌にあたる冷たい風を感じながら戻って来ます。
「ミス キリギリスいるかしら?」と草むらを覗くと、いたいた。11
「もう彼氏みつけた?」と尋ねると、
「たくさんいて迷ってるの。もう少し品定めするわ」と言ってるみたいで、
まわりから鳴声が聞こえています。
ヒメコウゾを覗くと一年生のシュレーゲルアオガエルが
葉の上に。「ただいま」12
「動いてない」
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金剛(こごせ)ユリは山ユリですが、この地方ではとても大きいものが咲きます。
村花として指定されています。
昔はたくさん咲いていた様ですが、今はほとんどみかけません。
トンボも村内には多くが生息していることが観察調査されていますが、
継続した観察調査は行われていません。
「宝物なのに」
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