Kのメモ NOV 3,2015 [店雑記・Kのメモ]
ベッド
1981年大阪八尾市美園町の美園遺跡から高床式家形埴輪がみつかり、
高床の部屋の壁際にベッドが備え付けられていました。
ベッドの上にはゴザのような模様も刻まれているとか。
ベッドの大きさは28㎝×12㎝、高さが3㎝とのこと。
2mに換算すると横は0.85m、高さは21㎝ほど。
私のベッドはそのベッドの比より、巾が少しだけ狭いです。
いつも、かえこに「フトン落ちているよ」といわれ起きていますが、
冬も近づいてきたし、ソロソロ暖かい睡眠を求めなくちゃ、と、
昨日はデザイン室奥のプライベート空間に置いているベッドを改造します。
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1.8m×0.7mほどの床台的(1)なものですが、カーペットの天板を開けると、
ベッド(2)になります。
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掛けフトンが落ちないように、三つのfin(ヒレ)を取付けます。
finはフリーに立てられるので、天板を閉め床台にするときは下に倒します。
頭元にあるfinも倒せるのでベッドからの移動の時も邪魔になりません。
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未明、眼がさめると、掛け布団は落ちてなくホッカホカ。
し・あ・わ・せ。
「かえちゃん、温かかった?」ときくと、
「うん、もっと早くしたら良かったね」と。
「あとは温かいシーツと掛け毛布があるといいんだけど、、」
住んでる山里は平地より、1.5°〜2°ほど寒暖の差があるみたいです。
今日から、かえこと床についたらピーターラビットのお話を
してあげようと思っています。
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(写-1)
原物の埴輪(重要文化財)は近くの『大阪府立 近つ博物館』に展示されています。
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(トップ挿絵)『月刊百科』No.239 平凡社 1982
特集「眠る」より「古代の寝台-床(しょう)」小森和子より加筆
(写-1)『博物館案内』近つ博物館リーフレットより加筆
タグ:ベッド
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