3.化粧 [店内のごあんない]
鏡の国のアリス
古代文様に多くの渦巻き文様が描かれています。
「見ていると幻惑され、人を迷いこませるからである」とも記されています。
日本古代では鏡は水鏡が常だったらしいですが、一滴の波紋に
顔を映したこともあったかもしれません。
現在も化粧は人を幻惑させる大きな要素で女性の魅力のひとつかもしれません。
壁面のフレームには、
ギリシャ時代(注7)、現代(注8)の時のひとコマをコラージュしました。
(注7)アンフォラ〈両把手の壺〉に描かれたヘルメス
『迷宮と神話』カール・ケレーニイ 種村季弘、藤川芳郎 訳 弘文堂1973
(注8)ランコムの広告「唇に愛、色に情熱」 『ELLE』エル・ジャポン アシェット フィリパッキ ジャパン1997