Kのメモ jun 26,2010

26日から「朱風2010」の企画展示を行っています。

スカル氷

涼しげな一品展示の製氷したスカルはイメージしていたものより美しいものでした。

水晶のスカルより美しいかもしれません。

スカル空間の中で溶け消えゆく不思議な世界が実感できます。

浦島太郎

浦島太郎が竜宮（とこよのくに）から帰ってくると、三百余年過ぎた世界でありましたが

さらにタイムスリップさせ現代であったならば？とペーパークラフト風に

小さなパッケージの玉手箱を作り、その中に情景を表現してみました。

パッケージ（玉手箱）を開くと現代にタイムスリップした情景が現れます。

浦嶋子伝説の丹後筒川の地と南紀熊野の地を結ぶと

その線上に飛鳥の地(酒船石遺跡)があります。

私はこの一本の線をO-2線（神仙界線?)と名付けています。

この線上には他にも、青根ケ峰、大官大寺跡、耳成山、藤原京、などが位置し、

どちらも天ノ川の流れにそうと筒川、熊野に至ります。

私は六年前から、古代飛鳥の二本の線を意識し、探求していますが

視線の位置を変えることにより多くのものが見えてきます。

違った視線でものを見つめることも大事ではないでしょうか。

『太陽』 平凡社 1970.9

1970年の沖縄

私が沖縄を知ったのは三十年ほど前ですが、その時の思い出は

与論島への寄り道で多くはありません。

店をオープンさせるためにR309の指定された1970年に一点を記したいと

展示資料を集める中で『太陽』「特集－沖縄」がありました。

月刊『太陽』は廃刊になりましたが素晴らしいビジュアル誌だと今も感じています。

私は表現とは温もりや息吹の感じるものだと思っており、

インターネット社会の一画面の中で、ものを表現するにも

一コマを大事にしたいな、と考えています。