Kのメモ Mar 6,2011 [店雑記・Kのメモ]
骨屋の骨話-10
骨の形成
(b-2)骨幹が石灰化した軟骨にかわると、さや状骨に孔があき
血管と結合組織が侵入してきます。
赤枠部分を拡大します。
(8)骨膜にある間葉細胞の一部が分化し(3)破軟骨細胞となり、さや状骨に孔をあけます。
ここからたわめ曲げたような(5)血管が侵入します。
血管は活発に活動する(6)間葉細胞を伴っていて、
これらの細胞の多くは最初の(7)骨髄細胞や骨芽細胞となります。
たわめ曲げたような血管が侵入してくるのは、「なるほどすごい」と思えてきます。
このような過程は人では胎生7週目頃からなるらしいです。体長8ミリほどの鼓動の世界です。
【つづく】
(引用・図)(注1) 『立体組織学 図譜Ⅱ組織編』 R・V・Krstic 藤田恒夫 監訳 西村書店 1981より加筆
タグ:骨話
コメント 0