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Kのメモ Mar 10,2011 [店雑記・Kのメモ]


骨屋の骨話-12
骨の形成

phot 701.jpg

胎児4~5ヶ月の軟骨の形成状態です。
(9)軟骨細胞群が柱状に積み上がり、軟骨の成長と共に長さを増します。
骨端においても軟骨細胞の肥大と細胞間質の石灰化がおこり
骨幹でみられたような状態がおこります(、骨化中心)。
赤枠部分を拡大します。


phot 700.jpg

侵食帯の図です。
(3)破軟骨細胞が小腔に入った(9)軟骨細胞を溶かそうとしています。
破軟骨細胞は小腔の横にわたされた仕切りをすばやく溶かしながら進みます。
仕切りは(10、白いもくもくとした筋)石灰化した残骸として残り、そこに(1)骨芽細胞がへばりつき、
骨の形成の足場となるらしいです。

なお、(ロ)は出生時には大腿骨と脛骨の二箇所にしか残ってないとのことです。





【つづく】

(引用・図)(注1) 『立体組織学 図譜Ⅱ組織編』 R・V・Krstic 藤田恒夫 監訳 西村書店 1981より加筆
 




タグ:骨話
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