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Kのメモ Mar 14,2011 [店雑記・Kのメモ]


骨屋の骨話-13
骨の形成

phot 709.jpg

骨幹の骨化がさらに進んで骨が長さを増してくると
骨化中心でも骨幹でみられたようなすき間ができます(、骨化中心)。
赤枠部分を拡大します。


phot 707.jpg

骨幹とまったく同じように(5)血管が間葉細胞を伴い石灰化された部分に侵入してきます。
間葉細胞は分化して骨芽細胞になり
細胞の活動と石灰化によって骨が出来ていきます。
骨幹の血管は骨端の骨化中心に分化する血管ともつながります。

(ロ)骨化中心は硝子軟骨の層から出来ており、骨幹で行われたと同じように進行していきます。

骨化は中心から周辺にゆっくりと広がりますが、骨膜を欠く間接面には達しないようです。

赤枠部分を拡大します。

phot 708.jpg

成長した骨幹でも骨梁の表面に(1左)骨芽細胞の新たな層ができ、
類骨を形成し、骨質の中にとじこめられ骨細胞化します。
(2)骨細胞は最初に到来して骨を形成した細胞です。

また、骨の形成に並行して(3)破骨細胞による骨の吸収が進み、
骨の形を修正し、より力学的な形態をつくるらしいです。

段々複雑になっていく。

【つづく】

(引用・図)(注1) 『立体組織学 図譜Ⅱ組織編』 R・V・Krstic 藤田恒夫 監訳 西村書店 1981より加筆
 




タグ:骨話
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