Kのメモ JUL 6,2011

白い巨塔

高校生の時、初めての個展を大阪・信濃橋画廊でした時、

従兄のCさんにお願いし、三輪トラックで作品を運んでもらいました。

道中、急に白い巨塔が現れ、

「すごい塔」

「絶対、この塔の近くには住みたくない」と思いました。

「髑髏塔」をイメージしたのかもしれません。

でもその後、塔のある富田林市に引越し、当初の工房はその塔の近所。

そして、

今住むところからも六甲の山並を背に前方にそびえ立っています。

教団の美術の先生のはからいで

塔の上階に連れて行ってもらったことがあります。

上階には塔の模型が置かれていて先生が

塔とピカソの関係?など塔が出来るまでの秘話を教えてくれました。

それ以来、「大平和祈念塔」は私の中で「ピカソの巨塔」にもなりました。

見る方向により塔の形が変化しますが

「超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔(正式名称)」の「超宗派万国」を

イメージしているのかもしれません。

骨折の定期健診の日、病院駐車場より「ピカソの巨塔」をカメラにおさめます。

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塔の下には2つの大きな病院があります。

　山崎豊子さんの「白い巨塔」、映画の田宮二郎さんを思い出します。

「ふるいね」と夏恵子にいわれますが、

「歳のせい」ですね。