Kのメモ JUL 14,2011 [店雑記・Kのメモ]
ネムノキ
奥の細道の手前にネムノキがあります。
昼は咲き夜は戀ひ寝る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ(8-1461 注-1)
慌ただしい現在の時のながれ、
一体なにを見つめてきたのかな、と感じさせてくれる歌です。
もうすぐ夜があけます。
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(8-1461 注-1)『萬葉集』 日本古典文学全集 岩波書店 1959
(大意)
昼は花開き、夜は慕い合って花びらをとじるネムノハナを、
主君(私)だけ見てよいでしょうか。
お前さんも見なさい。
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