Kのメモ APR 8,2013 [店雑記・Kのメモ]
散らないうちに-2
桜の花びらがみんな散らないうちに、と
一冊の本(参1)を購入します。
昨年、桜の本を二冊買って、少し余裕が出来れば買いたいと
願っていた本です。
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日本の桜を追ってネパールまで旅することが出来るなんて、素敵と思いながら。
もともと秋咲きだった桜が日本の風土に合わせ春咲きになった。
もともと散らない桜がこれも風土に合わせ散るようになった。
など、楽しいことがいっぱい記されています。
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(図1)
ネパールから弧を描く桜の分布図が掲載されていました。
「これが日本へ来た道なのね」と、少し解りづらい図を
模写させていただきながら覚えることにしました。(図1)
1.は秋咲きのヒマラヤザクラ、春咲きのヒマラヤヒザクラ、ヒマラヤタカネザクラ
2.はシナミザクラ 3.はカンヒザクラ
4.はヤマザクラ 5.はオオシマザクラ 6.はエドヒガンザクラ
7.はオオヤマザクラ
かえこに
「さくら色が薄すぎない」と指摘されながら。
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「サクラ」の語源は
農耕を営む農民の暦がわりの唯一の花木であったようで、
「サ」は田の神、「クラ」は馬のくらと同じで、座るところ
「神の座るところ」「神の宿るところ」から名付けられたとか、、(参2)
先日来の風と雨でたくさんの花びらがサクラダデの若芽に
舞い落ちています。
サクラタデの花が咲く頃、稲穂も金色に輝きはじめる、、
昔は神が宿る田で、いっぱい咲いていたのかも、、と。
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(参1)(参2)『桜の来た道』-ネパールの桜と日本の桜- 染郷正孝 信山社 2006
(図1)『桜の来た道』P26の掲載図をもとに模写。
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