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Kのメモ JUL 14,2016 [店雑記・Kのメモ]


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白いセミ

 昨年は『週刊新潮』の谷内六郎さんの表紙絵からセミ取りをして標本をつくったっけ、と
思い出しながら、、、
今年はこれといって懐かしむものもなく、
「鳴いている、、、」とサクラの古木をながめるぐらいでした。

セミは鳴かなければ、その存在を感じることは少ないものです。
わずかな地上での日々のなか、
雄は発音器を打ち鳴らし、存在を知らせ
雌との交尾をかわし旅立ちますが、
鳴かない雌は交尾し産卵を終え、知られることも少なく旅立ちます。
なにか儚さを感じさせるものもありますが、、、
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記事を書いていると、
子供の頃、近所の男の子に連れられセミ取りに行ったことを思い出してきました。
近くの裁判所には大きな松の木や桜の木がたくさんあり、さわがしいほど鳴いていました。
男の子はなれたタモ(網)さばきですぐに虫カゴがいっぱいに。
ちっともおもしろくなく、ぽけっとしていると、
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「かえちゃん、女の子やろ。これあげるわ」といって、セミのお腹をさわりながらくれます。
(腹弁があるか、ないか見ていたようです。)
「おおきに」といっては虫かごに入れていると、いっぱいになりました。

走り帰って、水を飲んでると、母が虫かごをのぞき、
「沢山取ったんやね」と。
「上手やろ」と返すと、
「短い命やし、逃がしてやったら」と。

さわってみても、翅をばたつかせるだけでちっとも鳴かなく、
「飛んでけ」といって逃がしてやりました。
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11日早朝のこと。
アプローチに下りて行きサクラタデを見渡すと白い塊をみつけます。
近づいてみるとセミがふ化直後でした。
白い体の変化の様子をおさめたく二階にカメラを取りに行き再び戻りパチッ、パチッと撮り始めます。

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10時頃のぞいてみると、ぬけがらから離れていた成虫がまた戻ってきていて、
なごみ惜しむかのようにがらに足をかけていました。
パチッと撮っていると気付いたのか翅音をたて飛び立ちました。
「元気でね」と見えない姿を追いながら、、
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13日早朝。
ビワの木の先の草薮をのぞいていると、ふ化したセミを再びみつけます。
さらに顔を近づけ覗き込むと、なんと大きなクモがふ化したセミに被さっていました。
クモを払いのけますが、すでにセミは相当お腹を食べられていました。

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ふ化するときは無防備の状態、やっと地上の光を得たのに、、

ふたつの葉付きのセミがらを採取します。
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お弁当を作り終え、二階に下りてくる時、
茶黒い物体が外壁から飛び立ちました。

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「アブラゼミが来てたんじゃない?」と、かえこが、、、
「そうね。覚えてくれていたのかもしれないね」

今日も暗闇のなか、窓辺の桜の古木でせみが鳴き始めました。





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